1930年代 フランス アーティスト(歌手一覧)
1930年代フランス 歌手(1930s / Les années 1930)
- シャルル・トレネ Charles Trenet
- ダニエル・ダリュー Danielle Darrieux
- エディット・ピアフ ( Edith Piaf ) Édith Piaf
- シャルル・アズナブール Charles Aznavour
- リナ・マルジ Lina Margy
- リュシエンヌ・ドリール Lucienne Delyle
- リナ・クティ Rina Ketty
- ティノ・ロッシ Tino Rossi
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「フランスアーティスト歌手 一覧 フレンチポップ シャンソン 年代順」(https://aycique.com/france music singers/)
1930年代 シャンソン
1936 Edith Piaf – Dans La Garçonne(参考動画)
シャルル・トレネ Charles Trenet
シャルル・トレネ Charles Trenet
ダニエル・ダリュー Danielle Darrieux
ダニエル・ダリュー Danielle Darrieux
エディット・ピアフ ( Edith Piaf ) Édith Piaf
1936年エディット・ピアフ(英語 Edith Piaf フランス語 Édith Piaf)がデビュー。
※旧芸名「La Môme Piaf」時代の1935年作品については諸説ある。
ただ、ここではエディット・ピアフ(Edith PIAF)に改名しレコード発売など本格的なプロ歌手デビューとなった1936年をピアフのデビュー年として記載しておく。
まずピアフ作品は当ブログでもご紹介のとおりINA chansonのYouTubeチャンネルで公式動画を視聴するのがベスト(こちらにINAのPIAF関連動画リンク(🔗https://www.youtube.com/@inachansons/search?query=piaf)
を貼らせていただくのでファンの方はたっぷりご視聴を。
なお、ピアフのデビュー曲については諸説ある。
まず、エディットピアフ以前のナイトクラブ時代の芸名「La Môme Piaf」でもレコードが発売されている(ようだ)。これだけでもかなりのΣ(・□・;)
参考動画:
1936年1月15日頃発売?「L’Étranger」disque 78 tours Polydor 524.157 du 15 Janvier 1936(🔗参考動画「a môme Piaf ” l’étranger ” 1936」※視聴させて頂いたところ音源は新しく聞こえるのでやや微妙。ただしこちらの方は相当なレコードコレクターであり情報元として参照)
1936年2月21日公開フランス公開映画『La Garçonne (1936 film)』※英語版Wikipedia🔗の歌手役でピアフが銀幕(映画)が出演。映画挿入歌「Quand même」(作詞:Louis Poterat、作曲:ジャン・ヴィエネル Jean Wiener)も歌唱。
また、例えば現時点でDiscogs等で確認できるレコードデビュー曲は『La Julie Jolie / Va Danser』Edith Piaf(1stシングル、Polydor)などがある。
なお、英語版Wikipediaのピアフ録音作品リスト(🔗en.wikipedia-List of songs recorded by Édith Piaf )によれば最初の録音作品は1933年までさかのぼるともされているが英語版Wikipedia上でも根拠について議論があるようにこの説は不確かである。
少なくとも現在一般的に伝わっている1935年パリのナイトクラブ「Le Gerny’s」で初めてステージで歌手活動を始めた、とされるエピソードと約2年も齟齬が生じる。
と思いついでに筆者も調べてみたがやはり少なくとも1933年説と1934年説は英語版Wikipediaの勘違い。
“Year Title Notes1933 Entre Saint-Ouen et Clignancourt[1]★?筆者注※曲の出版年の誤りDate 1933 (Date du copyright) notes:1933 is misunderstand of copyright year. NOT recorded before 1936.1934 L’Étranger★?筆者注おそらく1934年別歌手発表作品を誤解。
“
以下未検証だが問題は1935年とされている作品。
少なくともピアフ作品の録音は1936年4月の事件以降にエディットピアフへの改名してからとされているエピソードは、上述のとおり1936年1月15日頃にすでに旧芸名「La Môme Piaf」で録音レコードがあるとすれば、4月以降がデビュー作品発表とするのは誤りとなる。
ただ、1935年La Môme Piaf名義作品の発売時期の情報★INFO★はざっと調べた限りではわからない。あとは英語版Wikipedia等で検証されることを望みたい。
1935? Mon apéro?
1935? La Java de Cézigue ?
1935? Fais-moi valser
少なくともここでもご紹介したとおり1936年作品以降は公式動画でも確認できる。
1936 Les Mômes de la cloche
1936 J’suis mordue
1936 Mon légionnaire
1936 Le Contrebandier
1936 La Fille et le chien
1936 La Julie jolie
1936 Va danser
1936 Chand d’habits
1936 Reste
1936 Les Hiboux
1936 Quand même From the film La Garçonne
1936 La Petite boutique
1936 Y’avait du soleil
1936 Il n’est pas distingué
1936 Les Deux ménétriers
1936 Mon amant de la coloniale
1936 C’est toi le plus fort
1936 Le Fanion de la légion
1936 J’entends la sirène
1936 Ding, din, dong
1936 Madeleine qu’avait du cœur
1936 Les Marins ça fait des voyages
1936 Simple comme bonjour
1936 Le Mauvais matelot
1936 Celui qui ne savait pas pleurer
(以下、略)
※なお、英語版Wikipediaのリスト作成者の名誉のために補足しておくがこのリスト自体は素晴らしく少なくとも1936年以降の作品をチェックするには有用である。
※1935年ピアフがパリの街角で路上で歌っていた後、ナイトクラブで歌手活動を始めた店「Le Gerny’s」の場所や地図などは関連記事をご参照。
(関連記事)『「Le Gerny’s」エディット・ピアフが歌手活動を始めたパリのナイトクラブ』
シャルル・アズナブール Charles Aznavour
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リナ・マルジ Lina Margy
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リュシエンヌ・ドリール Lucienne Delyle
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リナ・クティ Rina Ketty
リナ・クティ Rina Ketty
ティノ・ロッシ Tino Rossi
ティノ・ロッシ Tino Rossi
備考
(30年代シャンソンおすすめCD)
『シャンソン歴史物語』 編集盤(アーティスト:リス・ゴーティ 、ティノ・ロッシ、など)ライス・レコード
(画像出典)amazon.co.jp『シャンソン歴史物語』