フランス語圏とフランコフォニー国際機関加盟国の違い
2.フランス語圏とフランコフォニー国際機関加盟国の違い
「フランコフォニー国際機関の加盟国 ≠ フランス語圏」
フランス語圏とフランコフォニー国際機関(OIF)加盟国は似たような印象を受けるかもしれませんが、具体的にみると違いがあります。
(1)フランコフォニー国際機関加盟国や地域はフランス語圏に限定されない
OIFには、英語圏やポルトガル語圏(カーボヴェルデやサントメ・プリンシペ)、アラビア語圏(チュニジアやモロッコなど)の国も参加しています。
このため、必ずしも「フランコフォニー国際機関加盟国」=「フランス語圏」とはいえないのです。
フランコフォニー 加盟国
2.フランコフォニー加盟国
フランコフォニー国際機関とは、正式名称をフランス語で「Organisation Internationale de la Francophonie(OIF)」という国際機関。
日本語では、「国際フランコフォニー機構」や「仏語圏(フランコフォニー)国際機関」ともよばれています。
OIFには2018年時点で84の国・地域が参加。
(OIF84カ国・地域の内訳)
・加盟国54
・準加盟国4
・オブザーバー26(資格停止中1)
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次は、各エリアの参加国や地域についてみていきます。
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