『スターマニア』は、1976年に作曲されたミッシェル・ベルジェの音楽、リュック・プラモンドン脚本・作詞、などによるカナダ(ケベック)とフランスの共同制作SF的サイバーパンク・ロック・オペラ。
1978年スタジオ録音盤として曲が発表(デビュー)。
1979 年パリでミュージカル作品として舞台ステージ初演。
(なお、ケベックで制作されたため、INAなどには1979年当時のケベックでの舞台練習風景などの記録動画が残されている。)
以後、
1980年モントリオール、1986年ケベック、1988年・1993年パリ、1996年テキサス、そして2022年パリなどおもにフランス語圏(と宇宙関係者?※テキサスといえばNASAのヒューストン宇宙センターだからか?)では有名なSF風ロックオペラのミュージカル人気シリーズ。
(スターマニアシリーズのミュージカル作品リスト略年表)
1979年パリ(1979 Paris)スターマニア(オリジナル)第1作目
1980年モントリオール(1980 Montreal)スターマニア第2作目
1986年ケベック(1986 Quebec)スターマニア第3作目
1988年パリ(1988 Paris)スターマニア第4作目
1992年パリ(1993 Paris)スターマニア第5作目
1996年テキサス(1996 Texas)スターマニア第6作目
2022年パリ(2022 Paris)スターマニア第7作目
また、2024年パリオリンピック開会式の総合演出監督と音楽監督はこのスターマニアシリーズの2022年版(Starmania2022)を手掛け、それがフランス国内では一定の評価をされ、そのつながりで今回の大役人選に至ったという。つまりパリオリンピック委員会にもこのスターマニア好きがいた、というのは筆者の妄想だがおそらく当たらずとも遠からずだろう。
(別記事でふれているが、オリンピック開会式の音楽プレイリストにもこのスターマニア関連曲がかなり贔屓目に選曲されており、作品への愛着とリスペクトがうかがえる。そしてその選曲をオリンピック委員会も許容しているということは、これまでごく一部のヲタクにしかその存在が知られてこなかったこのカルト作品がまさかまさかこうした形で日の目をみるとは!と初代「おたく」(ひらがな)世代だった小生としてはいささか感慨を禁じ得ないのである。)
(もうひとつはフランスギャルファンからもややスルーされてきたいわば菊池桃子ラムー(RA MU)の先輩(senpai)ともいえるフランスギャルの「ムー」的作品、すなわち「La MU」的作品。このFGファン的視点からも再評価が高まってほしいものだ。)
このように、この「Starmania」レビューにおける2つの論点を小中学生の頃から温めてきた筆者としては、こんかいのパリ五輪開会式での神風に便乗してなんか投稿書かなきゃと焦る気持ちは当然なのである。詳しくはおいおい加筆するが、どうぞ日本のみなさまも今回のオリンピックをきっかけに、ぜひ作品まで興味関心を広げて頂けば幸いだ。(ちょっと普段のですます調と違って固めのである調になっているのは、おそらく小学生の頃に読んだアニメ雑誌等の文体におのずと影響されているのだろう。昔のアニメ雑誌はこんな書きぶりだった。)
また、2024年パリオリンピック開会式の総合演出監督と音楽監督はこのスターマニアシリーズの2022年版(Starmania2022)を手掛け、それがフランス国内では一定の評価をされ、そのつながりで今回の大役人選に至ったという。つまりパリオリンピック委員会にもこのスターマニア好きがいた、というのは筆者の妄想だがおそらく当たらずとも遠からずだろう。
(スターマニアシリーズのミュージカル作品リスト略年表)
1979年パリ(1979 Paris)スターマニア(オリジナル)第1作目
このオペラの曲のいくつかは、フランス語圏のポップ カルチャーの主流のひとつとなったともいわれる、
オリジナル・キャストのダニエル・バラヴォワーヌとダイアン・デュフレーンの人気がフランスで高まった。
現在のフランスでは、「スターマニア」はフランス史上最も有名なロック オペラの 1 つとされているという。
1980年モントリオール(1980 Montreal)スターマニア第2作目
1986年ケベック(1986 Quebec)スターマニア第3作目
1988年パリ(1988 Paris)スターマニア第4作目
1992年パリ(1993 Paris)スターマニア第5作目
1992年には、ティム・ライスの歌詞による英語版「タイクーン」が、1992年にスタジオ録音のリリースと同時に初公開。キム・カーンズ、セリーヌ・ディオン、ニーナ・ハーゲン、ピーター・キングズベリー、シンディ・ローパー、ウィリー・ドゥ・ヴィル、ケヴィン・パーカー・ロビンソン、トム・ジョーンズが出演したと英語版ウィキペディアに書かれているが要出典とのこと。
1996年テキサス(1996 Texas)スターマニア第6作目
2022年パリ(2022 Paris)スターマニア第7作目
2022年スターマニアリメイク
2020年トーマス・ジョリー、ニコラ・ジェスキエール[1]、ヴィクトル・ル・マン(ハウス・ド・ラケット)が監督したカムバックツアーについて制作発表。
2021年11月11日にフランスで初公開される予定だったが、COVID-19パンデミックのため延期。
2022年11月8日フランス(パリ)で「2022Starmania」公開。これが現時点でのシリーズ最新作となっている。2022年パリ(2022 Paris)スターマニア第7作目
なお、このスターマニアのサントラにはフランス・ギャル(France Gall)も参加。
「Besoin d’Amour」France Gallはのちにフランスギャルの中期ヒット曲のひとつとなったがもとはこのスターマニアサントラの挿入歌である。
さらには後述するようなフランス語圏では有名だがおそらく日本はおろか英語圏でも知名度が微妙な1979年ケベック産カルトSFロックオペラ『スターマニア(Stramania)』ミシェル・ベルジェ(Michel Berger)プロデュースなどなど。
中二病(の管理人😅)をビシバシ刺激する小ネタが満載すぎて、やむを得ず本稿を綴っている次第である。中二病(の管理人😅)をビシバシ刺激する小ネタが満載すぎて、やむを得ず本稿を綴っている次第である。