たまのお彼岸やお盆より、毎月季節のお供えをするほうが尊い。
しかし、おうおうにして人は珍しいものをありがたがる。
暮しや会話の潤滑油としては良い。
「やあ、めずらしいね。」
「いや、まあ。」
とにこやかに流しておけばよい。
ただ。
本気でそんなことを志向する人間になってはいけない。
本気でなにかをなしとげようと思ったら、凡て当たり前になるまでやる。
それこそが至高だ。
当たり前。
これを一番実践されているのはもちろん母たちだ。
老若母母。
私の母らの親世代も。
今の母親世代も。
みなさん、当たり前のことを毎日一生懸命なさってる。
世にそれほど尊い当たり前はない。
感謝。